比叡山延暦寺でおデートしてきました♪

比叡山でのデート、それはまさに高みを目指す恋の冒険と言えるでしょう!!
なぜなら、比叡山はただの山ではありません!!
そこは歴史と自然が織りなすロマンチックな舞台、そして夜には星々がきらめく絶景スポットなのです!!
日中は延暦寺で心を清め、夜は夢見が丘展望台で星空の下、愛を語り合う!!
これぞ、比叡山デートの究極形!!

とりあえず比叡山へ向かう山の途中でツーショット!!
比叡山から琵琶湖を見下ろしてデートが始まるのでした!!

比叡山は東塔、西塔、横川と三つのエリアに分かれているのですが…!!
車で行くと東塔、西塔、横川と順に回ることになります…!!
東塔は延暦寺の発祥の地…最初に出てきたのは大講堂…!!
最澄によって創建されたと伝えられている大講堂は、僧侶の教育と学問研究のための場として長い間使用されてきました…!!
撮影禁止なので写真はないのですが…!!
大講堂の本尊は大日如来で、その左右には比叡山で修行した各宗派の宗祖の木像が祀られています。また、外陣には釈迦を始めとする仏教・天台宗ゆかりの高僧の肖像画が掲げられており、魔苦はついつい熱く各宗派の説明をしてしまったのです…!!
「詳しい人に説明してもらえると楽しい!!」と言われたのをいいことに永遠に知識をひけらかしてしまい…
あくびをさせてしまいました…
改修工事中で中は撮影できなかったのですが…!!
1200年以上もの間、消えることなく灯り続ける「不滅の法灯」があります!!
火をともすのに菜種油を使っていて油断という言葉も油を絶やしてはダメだということから由来しているそう…!!
隣のガイドさんから盗み聞きしました…!!
阿弥陀堂なども見て西塔に移動することに…!!

西塔は山内最古の建物である釈迦堂を中心としたエリアで…!!
本尊は最澄自身が作った釈迦如来像です…!!
世界遺産に登録されてから30年を記念してふだんは3重の扉でしまっている釈迦如来像が公開されプロジェクションマッピングによってタンポポに息を吹きかけると幻想的な映像が映し出されるという仕掛けが…!!
悲しいことにこちらもプロジェクションマッピング以外は撮影禁止でした…!!

初期仏教が好きな魔苦にとって釈迦の生い立ちを説明する看板があって見ていたのですが…!!
ちょっとキラキラ系になっていて…!!
初期仏教では重要だと思われる阿含経や初転法輪(釈迦が悟った後に初めて説いた法)が書かれておらず…!!

初転法輪で釈迦が伝えたこと

四諦(したい)
四諦は、仏教の基本的な真理を示す四つの教えです。

苦諦(くたい): 人生は苦しみに満ちているという真理。
集諦(じったい): その苦しみの原因は煩悩(欲望や執着)であるという真理。
滅諦(めったい): 煩悩を消し去ることで苦しみから解放されるという真理。
道諦(どうたい): 苦しみから解放されるための道が八正道であるという真理。

八正道(はっしょうどう)
八正道は、正しい生き方を示す八つの実践方法です。

正見(しょうけん): 正しい見解を持つこと。
正思惟(しょうしゆい): 正しい思考をすること。
正語(しょうご): 正しい言葉を使うこと。
正業(しょうごう): 正しい行いをすること。
正命(しょうみょう): 正しい生活をすること。
正精進(しょうしょうじん): 正しい努力をすること。
正念(しょうねん): 正しい心の持ち方をすること。
正定(しょうじょう): 正しい集中をすること。

中道(ちゅうどう)
中道は、極端な快楽や苦行を避け、バランスの取れた生き方をすることを意味します。これは、釈迦が悟りを開いた後に見出した道で、過度な快楽や苦行のどちらにも偏らない中庸の道を指します。

初期仏教においてはこれがほぼ全てだと思うのですが…
天台宗が最も重要だととらえている法華経は…

法華経

法華経の特徴

一乗思想
法華経は、すべての人が仏となる可能性を持っていると説きます。これを「一乗思想」といい、仏教の他の教えを統合し、最終的な真理に導くものです。

方便
法華経では、仏がさまざまな方法(方便)を用いて人々を教え導くことが強調されています。これにより、異なる背景や理解力を持つ人々にも仏教の教えが届くように工夫されています。

平等性
法華経は、すべての人が平等に成仏できると説いており、特定の階層や性別に限定されない普遍的な教えを提供しています。

構成
法華経は全28品(章)から成り、前半14品を「迹門(しゃくもん)」、後半14品を「本門(ほんもん)」と呼びます。迹門では仏の出現や教えの因縁が説かれ、本門では釈尊が久遠の昔から仏であったことが明かされます。

主要な章

序品(じょほん)
法華経の序章で、仏が霊鷲山で説法を始める場面が描かれています。

方便品(ほうべんぼん)
仏がさまざまな方便を用いて人々を教え導くことを説きます。

譬喩品(ひゆほん)
さまざまな譬え話を通じて仏教の教えを分かりやすく説明します。

如来寿量品(にょらいじゅりょうほん)
釈尊が久遠の昔から仏であったことを明かします。

たぶん、もともとの仏教は離人症の釈迦という人がホームレスになってできるだけ苦しみから遠ざかってみたらなんか苦しみのプロセスとかいろいろ見えてきたみたいな話だと思います…
その後、釈迦が死んで派閥が分かれて大きくなっていくにつれて托鉢(乞食)や精舎(ホームレスハウス)をいただくよりタニマチに直接お布施もらったほうがよくないか…??
みたいな話になってきて…
もともと乞食する代わりに自分の得た真理を教えるみたいなことをしてたのですが…
タニマチの方からお金を得るためには理解できないことを言うよりもみんなが知ってるバラモン教に出てくる神様とかに例えてわかりやすくしといたほうが信者獲得できそうじゃね…??
みたいな感じで大乗仏教は発展していったのだと思うのです…
この前提を知っていたらなるほど法華経はそういうことなのねぇ~!!
うまいことできてるねぇ~!!となるのですが…
日本はいきなり密教とか天台宗とかから入ってきているのでおそらく意味わからなかったのじゃないかと思います…
自分の思う仏教感はもともと悟るというものを涅槃、ニルバーナなどと仰々しくいうからおかしくて昔の経典に出てくる人は割と簡単に悟ってしまうので「気づいた」くらいの意味なのではないでしょうか??
もっと言えば悟りなど存在しないということを理解することが悟りではないかと…
みんな仏性があるという話は「気づいてないだけでみんな何かの才能が有るんだよ!!」と言ってる学校教育みたいでほどんどの人には突出した才能はないわけで…
しかし…それを言ってしまうと何もしなくなるので…
上に立つ人は元々できない人間、わからない人間がいると思って接しなくてはならないのに…
全ての人間を救うことを目指すということはかなりのお節介ですべての人間から搾取すると同じ意味だと思うのだけど…

西塔から横川(修行の地)に向かうのですが西塔に親鸞の修行の地があったり東塔でも親鸞が激推しされてて…
天国への裏口入学をさせる阿弥陀如来が熱いとか全く面白くないと思っていたのですが…
もうこれよくわかんない無理ってなったとしたら…
無知の知にも通ずるような…また印象が違うなと思いました…
この人たちの修行法がかなり気になったのですが…
結構、激しい修行を行っていて一日中写経しては祈りを唱える等…
たしか、数珠の数だけ南無阿弥陀仏を唱えるというのがあったと思うのですがそれを計算して時間にしてみると一日中唱えていることになる等…
知ってる人いたら教えて欲しいです…!!

最後に横川へ行きました…!!
修行の地として有名で舞台造りと朱塗りの建物が印象的な横川中堂や、おみくじ・魔除けの角大師で有名な元三大師堂があります…!!


元三大師堂のお坊さんと坊守さんはかなり面白くていろいろな説明をしてくれました…!!
おみくじって神社のものではないの??と思ったのですが簡略化されたものが神社に祭られているが…
元三大師堂では、今でもおみくじを引くことができて、その形式は少し異なり…
まず、相談したい悩み事を紙に書き、それを基に僧侶が面談し、おみくじを引くべきかどうかを判断します…
引くことが決まると、僧侶が経を唱え、おみくじを引き、その内容を解説してくれるようです…
どちらかというと相談するという面が強くてどちらかどうしても決められないことはどっちを選んでも一緒なので決めてくれるみたいなノリでした…!!

最後に御朱印帳を買ってしまいました…!!
比叡山は、その歴史と信仰の深さで知られる場所!!
そこから御朱印集めを始めることは、他のどのお寺に行っても自信を持って歩けるような気持ちにさせてくれます!!
かつては写経を捧げた証として授けられた御朱印が、今では旅の記念としても人気を集めています!!
比叡山を上り終えてすぐに次はどこに行こうか話し合いました…!!
うんちく披露しすぎてうんざりさせないように気をつけながら…!!
また二人で旅に出て沢山思い出と御朱印を集めたいと思います…!!

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