隠号

浮世絵師たちは春画を書く際は幕府による取締りの対策として、作者、絵師、版元を分からないように隠号という別名が使われていました…
現在でいうところの裏垢といったところでしょうか…??
私の場合、どのアカウントが本垢でどのアカウントが裏垢なのもうわかりません…

書道家
米早食 beisoshoku(@beisoshoku)さん / X (twitter.com)

プロレスラー
魔苦・怒鳴門(@maku_donaruto)さん / X (twitter.com)

写真家
日常カメラマン 魔苦鍋陽一(@yoichi_maku)さん / X (twitter.com)

食べ歩き
魔苦・怒鳴門の食べ歩き 怒鳴ログ(@donarogu)さん / X (twitter.com)

筆者(米先生のゴーストライターになるのでしょうか??)は4つのアカウントが有りどれも中途半端な状態です…
私のように手を広げすぎてはすべてが中途半端に終ってしまうものですが…

芸術そして創作にはある程度の匿名性があったほうがいいのかもしれません…
これは日本だけの文化なのかもしれませんが…
和と同調を重んじる文化の中では匿名でなければ主張できず、又、匿名でなければ受け入れられないのではないでしょうか…??
名女優が源氏名をつけるように名前が変わればペルソナが変わる…
どんなに神がかり的に…多重人格者のように見えたとしても、表現はその人そのものを切り取って吐き出すことしかできないはずでしょう…
芸術にして吐き出したいほどのマグマはとても深いところにあり…
そんなマグマを村の中でギラギラとたぎらせていてもいいのですが、必死に噴火を抑えて生きなくてはなりません…
もし噴火したら最後…村人たちは人間の皮を被った狼を見つけたかの如く散り散りに逃げてしまうか…
捉えられて晒し者にされるかもしれません…
ごく少数…噴火に共鳴し吹き出しそうなマグマに気づいてもその光景を見れば必死に感情を押さえつけるはずです…
それでは第2、第3の芸術の爆破の連鎖は起きないのです…

私に少しでも同じ火種を感じたのなら…
自らを名付け親とし仮面を持って集いましょう…
煮えたぎるマグマの奥から吹き出す湯気が一瞬で白い塊になって落ちてくる…
仮面の隙間から感じる熱気はもちろん青臭く…
全員が泥のように床に溶けていくまで…


2023年11月3日(金祝)から米早食展が岡山ネイロ堂。で始まります…
皆様のご来場お待ちしております…

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