魔苦はプロレスラーとして活動していますが、最近は人気が出なくて苦労していました。
プロレスラーの価値は試合数に比例すると聞いたことがあります。
魔苦はギャラを安くして、交通費だけで試合を受けるようにしました。
そして、グッズの売り上げで利益を出そうと考えました。
最初はうまくいってたのですが何度も同じ市場にでるのでグッズも飽和状態になりますし、ギャラを安くすると、自分の価値を下げることになります。
そして、グッズも売れなくなります。
魔苦はこの実験から学びました。
これからはギャラを適正価格に戻して、試合を受けることにしました。
ギャラを上げると、試合数が減り最終的にプロレス界からオファーがなくなりフェードアウトしていくかもしれませんが、それでもいいと思います。
日本は資本主義国家ですが、同調圧力や他人の目が強いです。
それは共産主義的な国家に似ています。
もちろん、それには良い面もあり飲食店やサービス業はどこもレベルが高くて安いです。
しかし、代償もあります。
日本では給料が上がらないと言われていますが、それは会社を辞めないからです。
会社を辞めると、人手不足になります。
人手不足になると、給料が上がります。
納得がいかないなら、会社を辞めたらいいのです。
就職活動のために生活保護を受けてもいいのです。
おそらく田舎の高卒で新卒の正社員で働いている人なら手取額が生活保護と同じ程度かそれより低い賃金しかもらえないという話はたくさんあると思います。
同じく商品と価格は流動性によって変わるべきです。
プロレスラーも商品であり労働者です。
自分の価値を知って、適正価格で売り出すべきです。
仕事が減るということは、市場に必要とされていないということです。
それならば、仕方がありません。
自分の価値を高めるか、別の仕事を探すか、選択肢はあるのです。
確かに私は香川県に住んでおりインディープロレスは東京や大阪で開催されることが多いので交通費がネックではあるのですが弱点も含めて魔苦ですので仕方のないことなのです。
Googleの入社試験で出されたという有名な問題をご存知でしょうか?
「魚がいない池で釣りをしようとしています。あなたならどうしますか?」という問いに対する答えは「魚が来るまで待つ」というものでした。
この問題は、自分の力だけで何かを成し遂げようとするのではなく、環境や条件に合わせて柔軟に対応することの重要性を教えてくれます。
プロレス界に例えると、魚(お客さん)がいないのに魚を釣ろうとするプロレス団体やレスラーはたくさんいる状態だと思います。
魚がいるから釣り人がいて、餌があるから魚が集まるのです。
正しい行いをして自然に任せることが大切だと思います。
このブログでは、自分の経験や考え方をシェアしていきたいと思います。
プロレスファンの方はもちろん、プロレスに興味のない方でも楽しんで読んでいただけるように工夫していきますので、ぜひご覧ください。